2004年 02月 20日 ( 2 )
イタチの戦略∞[動物]
a0002255_164844.gif【持ち回りテーマ∞初回のお題: 動物 】


 誰でも知ってる進化論。気の遠くなるような時間の中、生存競争により他者より優秀なものが生き残り、競争に負けた者は消えていくという単純かつ冷酷な法則。そんな視点から見ると、現在地球上に生き残った動物はみな、数万年という時間を生き抜いてきた美しく機能性にあふれたエリート達といえる。

 例えば、猫のあの美しい目は暗闇で獲物を見つけ出す機能を持ち、自分の背丈の何倍もの高さに音もなく飛び上がる跳躍力も、自在に出し入れの出来る鋭い爪も、すべて生存競争の中で研ぎ澄まされてきた結果の産物なのだ。
 犬達のあの嗅覚の鋭さ、優れたコミュニケーション能力、躍動感ある機動性・・・それらには、上げればキリのない機能性のカタマリと言って良いほど見事なものがある。

 然るに振り返って我がイタチどもはどうなのか?無防備に腹を出して眠る奴らは、いったい何を持って厳しい競争を生き抜いて来たのだろうか?
 ほんの30cmほどの段差からも転げ落ち、ほんの1mほどの距離も飛び越えることが出来ず、爪はいつも出っぱなし、本気で走ればコーナーで横滑り、テーブル上の好物にも気付かず通り過ぎ・・・。進化の不思議と言わざろう得ない。
 唯一奴らが得意とするのは、狭いトンネル状の場所での柔軟な機動性だけだ。たまたまそこ(進化論的ニッチ)には、繁殖力に優れた齧歯類が居たから生き残れた、ということかもしれない。

 あと、他の動物より勝っているのはその「しつこさ」+「楽天的な性格」だろう。「いたちごっこ」という言葉に凝縮されているように、奴らは自分の目的を達成するためには、実にしつこくチャレンジをする。しかも、途中で自らの不甲斐なさを悲観することなく、実におおらかに失敗を何度も繰り返す。失敗を繰り返すうちに、偶然うまくいく事で目的のモノを手に入れていく。なんというか底抜けに楽天的なのだ。そしてそれこそが、やつらが厳しい競争を生き抜いてきた最大の武器だったのだろう。

 そして、現在・・・猫はその優雅で美しい身のこなしで人間を魅了し、犬はその誠実さと賢さで人を虜にし、イタチはその天真爛漫さで確固たる地位を築きつつある。環境対応、適者生存という意味からみれば、地球上で最も影響力を持つに至ったニンゲンという「環境」に実にしたたかに適応している・・・しかも奴らは犬の苦労も猫のストレスも味わうことなく、好き勝手三昧で安楽を手に入れて居るのである。
・・・・恐るべしイタチの戦略。

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by naka3051 | 2004-02-20 16:49 | HNaka教授のうんちく
カ行ウ段の「ク」+++ク、ク、ク、ク、ク♪
ク、ク、ク、ク、ク♪

フェレットの代表的な鳴き声
点検中につい発してしまう声、独り言。反響音によって物体を調べている・・・ということではないらしい。


フェレットは鳴かないペットとして、日本の住環境に適しているといわれ、飼育数ではウサギを抜き、犬、猫に次いで多く飼われているという説もある。が、実際は少しは鳴くので、今回は鳴き声辞典編を。

ク、ク、ク、ク、ク・・・
何か楽しいとき、期待をしているような時、例えば、ドキドキしながら探検をする時や、お気に入りのオモチャで遊ぶ時などに発する声。音量自体は小さめで、口は閉じたまま喉で発声する。猫がゴロゴロ喉を鳴らす音と似て、多少こもった音になる。ちなみに、飼い主がこの鳴き声を習得すると、落ち着いたイタチを興奮させ遊びに誘うことも出来る。
女性語に訳すと「ウフフ♪」となる。

ククククク 
上記と同様だが、少しクの間隔が短く音も大きい。これは、飼い主に尻尾を(軽く)踏まれて抜けない時や、何かに足が挟まって抜けない時など、焦っている時に発する。痛いという感じではないが緊急性はあるので、喜んでいる時との微妙な違いには注意が必要。
人類語に訳すと「アワワワッ!?」という感じ。

キャンッ!
イタイッ!という大きな悲鳴。本当に痛い時や、怖い時等に発する悲鳴。
我が家では一度だけ聞いた事がある。カーペットの下に潜ったイタチを私が踏んでしまった時。骨折などはなかったが、半日ほど激しい血尿が出てしまった。抗生物質と出血を抑える注射をしてもらった。
人間語では「イタイッ!」英語では「アウチッ!」

キュン!
キャンッ!と非常に近いが音量は小さめ。イタチ同士がバトルしている時、劣勢の子が発する小さな悲鳴。一応、この声を聞いたら仲裁に入るようにする。
女性語では「イヤンッ!(まじで)」という感じ。

シーッカッ!
威嚇音。お気に入りのオモチャを盗られそうになってホントに怒った時、バトルがあまりにしつこくてうざい時等に発する。我が家では♀が時々♂に向かって言うことがあるが、その逆は一度もない。(そういう♂を私は少し尊敬している。)この威嚇音は躾の時にも有効。やってはいけないこと、やられると飼い主としてもうざったいことがあったらシーッカッ!と威嚇しよう。
現代語では「まじ、うぜぇっ!」

ブェー、ブェー
一部のベビーがお腹がすいた時、寂しい時、なんか分からないけど不平な時、むずがるように鳴く比較的大きな声。通常ベビーをお迎えした当初に、数日~数週間しか聞けない貴重な鳴き声。貴重だが、夜中にこれをやられるとマジで寝不足になる。
人間で言えば、夜泣きやむずがる様子と同じ。

キュー とか ミュー とか キュン
寝言。イタチも夢を見るのだろうか、結構寝言を発する。飼い主としては頬がゆるむ一瞬。
漫画的表現では「ムニャムニャ・・・zzz」

表現力の乏しいイタチ達だが、是非イタチ語を聞き取ってやりたいものだ。

(ちなみに、奴らも多少人間語を解してくれる。「おやつ」とか「おやつ」とか「おやつ」とか・・・)

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by naka3051 | 2004-02-20 13:03 | いたちにまつわるアレコレ